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十字絣の結城ちぢみ紬

2014/12/15

久しぶりの更新になってしまいました。

反省し、今後はもっとマメに更新したいと思います。

今日は、結城ちぢみを御紹介。

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こちらも、やはり古いきものを解き洗い張りをした、当店の商品です。

もちろん状態の良い着物ばかりを、このように手入れをして、皆様に

提供しております。

 

 

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青味のグレー地に、十字の絣の色はなんとピンク!!

渋いですが、ポップな着物、

見てるとウキウキしてきます(^-^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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糸は真綿から一糸一糸を手で紡いだ手紡ぎ糸を、

腰で引きながら、人機一体となり織りあげる

地機と呼ばれる、原始的な機。

そのため、糸の張りと打ち込みはとても柔らかく、

ふんわりと空気を含んだ織物となります。

 

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手技の結晶です!!!

 

でもそれもそうですが、この色合いと柄の雰囲気が

へたくそな写真でうまく伝えられないのが、悔しいです・・・・・・。

どうぞ、現物を見にお越しくださいませ。

(^-^)

by 山形は寒河江の「きもの大長」 おやじ

 

 

 

 

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地機の結城紬

2014/09/25

ちょっと珍しい色目の結城紬です。

 

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地色が深い紫色で、

絣がグリーンと黒です。

 

 

 

 

 

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よく考えてみますと、黒の絣??

という事は、絣の作り方が手括りでなく、刷り込みかも?

ということは、結城紬の重要無形文化財の条件である、

「絣は手括りであること」に当てはまらないので、

重要無形文化財ではないようです・・・・・・。

 

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「それがどーした!!」

「重要無形文化財」には該当しないですが、糸作りを手で一糸一糸紡ぎ出し、

人機一体となって、織りだす究極の織物には違いありません。

私は結城紬の魅力は、

やはり手紡ぎ糸を地機で織った、このみごとな風合いにあると思っております。

 

 

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この見事な結城紬をどうぞ見にお越しくださいませ。

この結城紬は、古い着物を丁寧に洗い張りし、

反物の状態に戻して、販売しております。

by 山形は寒河江の「きもの大長」 おやじ

 

 

 

 

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黄八丈紬

2014/09/12

 

 

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ちょっとモダンな黄八丈です。

半分が横段で半分が格子。

 

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黄色の独特な色は黄八丈の大家、

山下さんによる物と思われます。

 

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この黄八丈は古い着物を解き洗いし、手入れをし販売しております。

山下さんの黄八丈は現在100万~200万円ほどしております。

この黄八丈はそういう理由により、20~30万円程度で販売しております。

お好きな方は、どうぞ見に来て下さいませ。

 

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私が染色した、紬の帯をコーディネイトしてみました。

真っ黒にみえますが、絶妙な墨の濃淡なんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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東京「菱一」の無線友禅振袖

2014/01/23

東京の神田にある、東京友禅を扱う老舗問屋の

「菱一」さんの振袖の御紹介

 

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この振り袖は無線友禅といい、素描きで柄を描いていきます。

意匠のすばらしさ。

 

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大胆で、且つ繊細な筆致!!

 

 

 

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繊細で、優しい色合い。

 

 

 

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 素晴らしいきものです。

 

 

 

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 この振り袖は昭和50年~60年位に染められた物で、

仕立て上がって、未使用の状態で手に入れました。

丁寧に解き洗いをして、柄が解かりやすいように

仮縫いしてあります。

ちなみにお値段は、仕立て代込で18万円です。

 

当時で仕立て上がり価格で60万円以上していたと思います。

本物の染めの着物を格安でいかがでしょうか!!!

 

 

 

by 山形は寒河江の「きもの大長」 おやじ

 
 
 

 

 

 

 

 

 

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お目出度い時代袱紗

2014/01/03

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2014年!本年も宜しくお願い致します。

 

お正月らしく、お目出度い品物を御紹介!

江戸時代~明治時代に掛けての「祝い袱紗」

御進物や、祝儀の時に品物の上に掛けたりします。

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紺色の繻子地に、金駒刺繍で立派な「鯛」が2匹。

 

 

 

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目玉はガラスで出来ております。

珍品です!!

 

 

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まあ、気が遠くなる贅を尽くした手刺繍………

 

 

 

 

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繊細でいて、大胆。

 

 

 

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こんな感じで、使われていたのでしょうね。

日本の古来よりの、素晴らしい美意識を見た気がいたします。

 

当店では、このような店主の目にかなった、珍しい物、

不思議な物も扱っております。

 

 

by 山形は寒河江の「きもの大長」 おやじ

 

 

 

 

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最上級の結城紬 なのに・・・・・・

2013/12/21

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最上級の結城紬を御紹介します。

見た目は、あっさりした渋目の結城です。

 

 

 

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淡いグレー地に、黒等の絣。

この結城紬は、絣が最高に細かいのです。亀甲に直すと160亀甲に相当します。

ちょっと専門的でわかりにくいと思いますが、

とにかく、絣が細かい。

 

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細かいので、絣を着ける手間が、非常に大変です。

使用される糸も 非常に細い糸が使われます。

何といっても、柄うんぬんより重要視されるのが、この糸の細さ

なのではないかと思います。

 

この糸は、機械ではなく、蚕の真綿を丁寧に、一糸一糸 手で紡がれた物。

空気を含んだ真綿の糸は、ほっこりとし軽やか。

通常の重要無形文化財の結城紬の糸の約半分の細さになります。

 

 

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反物を手にすると、その軽さに驚きます。

この結城は、その細い糸に撚りを掛けてある、「結城ちぢみ」といいます。

昭和50年~60年頃に織られたようです。

当時は、500万円~600万円の値段で売られておりました。

この値段は、手間を考えますと致し方ないでしょう。

 

タイトルの「最上級の結城紬 なのに・・・・・」というのは、

これだけの結城紬でも、重要無形文化財にはなっていないのです。

製作工程が原因のようです。

 

結城紬の重要無形文化財の指定条件は、

①手紡ぎ糸を使用する

②絣は手括りによる

③平織りで地機で織ること

の3つが条件ですが、この結城紬は

地色が薄い為、手で絣を括るのは無理なので、糸に染料を刷り込む 「摺り込み絣」

になるので、②の条件から外れ、

ちぢみ織りなので、③の条件にも外れており、

重要無形文化財に指定されておりません。

 

一般に「結城紬」というと、消費者も、小売店も問屋さんも「重要無形文化財」を

重要視してしまいますが、それを上回るこういう素晴らしい結城紬もございます。

現在は作られる事は殆どなく、今後は廃れていってしまう

技術なのかもしれません。

 

この結城紬は、古い着物を解き洗いしたものになります。

糊をおとされた柔らかな、本物のみが持つ味わいを触りにお越しくださいませ。

ちなみにこの結城のお値段は、仕立て上がって98万円になります。

 

 

by 山形は寒河江の「きもの大長」 おやじ

 
 
 

 

 

 

 

 

 

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結城紬に墨染めのなごや帯

2013/12/09

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洗い張りされて、綺麗によみがえった結城紬です。

 

深みのある、墨茶色の地色にポンポンと飛んだ亀甲の柄。

一糸一糸丁寧に手で紡がれた真綿紬糸、

腰に括りつけられた縦糸を操り、人機一体となり、織りあげられた、

結城紬。

 

本物のみが持つ、軽やかで、ふんわりした肌触り。

重要無形文化財に指定されている、結城紬です。

 

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この結城紬は、仕立てられ袖を通されずにあった物を、入手し。

当店で解き、洗い張りをした商品になります。

当店では、現在手に入りにくい染織工芸品をこういう形で提供させていただいております。

 

 

 

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私が染めた、紬に墨染めのなごや帯をコーディネイトしてみました。

 

 

 

 

 

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帯締めは錆た紺色の手組み紐。帯揚げはモスグリーンの縮緬無地。

一見モノトーンなのですが、よく見ると、紺、グリーンなどのほのかな色合いがとっても綺麗です。

「和・モダン」で知性あふれる!?コーディネイトかなぁと、自画自賛しております。

 

ちなみにこの結城紬のお値段は

仕立て代込みで18万円です。

通常新品の反物ですと120万円位です。

 

どうぞお気軽に見にお越しくださいませ。

 

 

 

by 山形は寒河江の「きもの大長」 おやじ

 

 

 

 

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焦げ茶色の結城紬

2013/10/31

今日はちょっと珍しい色目の、結城紬。

 

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柿渋を思わせる、渋いこげ茶色の結城紬。

 

 

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黒の絣が効いてます。

この地色はとても珍しいです。

 

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現在は、こういった本物も非常に手に入りにくいです。

この結城紬は、昭和50年頃に織られた物で、

当方で、解き洗い手入れをし、リーズナブルに

販売致しております。

本物の風合いと肌触りをどうぞ!

 

 

 

by 山形は寒河江の「きもの大長」 おやじ

 
 
 

 

 

 

 

 

 

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9/15 無料!おもてなし茶会

2013/09/01

今日から、9月!

まもなく「寒河江まつり」

9月13、14、15日と寒河江まつりで、寒河江が熱くなります!

メインイベントの15日(日)  「神輿の祭典」に合わせて、

 

当日 午後2時から

当店「きもの大長」駐車場にて

「第3回 おもてなし茶会」を開催いたします!

お菓子とお茶を180人分、「無料」ですので、お気軽にどうぞ。

 

夕方からは、当店前を神輿が通りますので、「神輿を見ながらの宴会」となります。

飛び入り大歓迎!!

お気軽にお立ち寄り下さいませ\(^o^)/

 

by 山形は寒河江の「きもの大長」 嫁

 

 

 

 

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山葡萄と越後上布の草履

2013/06/18

ちょっとマニアックな草履を御紹介!

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台は山葡萄の蔓、鼻緒は越後上布を使っております。

草履やさんに無理を言って、作ってもらいました。

紬や自然素材がお好きな方、ザックリ系がお好きな方。

 

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履き心地はというと・・・・・・・。

わかりません。

最初は足袋が茶色くなりそうです。

でもだんだん艶がでていい味が出てきそうです。

 

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鼻緒は昭和初期の越後上布。

手で一糸一糸紡がれ、手織りされた大変貴重な織物を

贅沢に鼻緒に使いました。

 

 

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このように、鼻緒と草履の台は別々に作られます。

なので他の鼻緒も使えます。

ほかにも、しな布や麻の草履など、

ちょっと変わったオリジナル商品いろいろあります。

 

by 山形は寒河江の「きもの大長」 おやじ

 

 

 

 

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