2015/01/30
来週から始まる「テーブルウエア・フェスティバル」に
初参加させていただきます(^o^)丿
ランチョンマット、テーブルセンター、コースター等を展示販売します。
切羽詰まってから、バタバタと新作を色々作りました。
コースターは、はりきって作っていたら、1,000枚を越えちゃいました(^_^;)
売れてくれないと困ります(>_<)
いよいよ、明日、出発です(^^ゞ
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2014/12/15
久しぶりの更新になってしまいました。
反省し、今後はもっとマメに更新したいと思います。
今日は、結城ちぢみを御紹介。
こちらも、やはり古いきものを解き洗い張りをした、当店の商品です。
もちろん状態の良い着物ばかりを、このように手入れをして、皆様に
提供しております。
青味のグレー地に、十字の絣の色はなんとピンク!!
渋いですが、ポップな着物、
見てるとウキウキしてきます(^-^)
糸は真綿から一糸一糸を手で紡いだ手紡ぎ糸を、
腰で引きながら、人機一体となり織りあげる
地機と呼ばれる、原始的な機。
そのため、糸の張りと打ち込みはとても柔らかく、
ふんわりと空気を含んだ織物となります。
手技の結晶です!!!
でもそれもそうですが、この色合いと柄の雰囲気が
へたくそな写真でうまく伝えられないのが、悔しいです・・・・・・。
どうぞ、現物を見にお越しくださいませ。
(^-^)
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2014/09/25
ちょっと珍しい色目の結城紬です。
地色が深い紫色で、
絣がグリーンと黒です。
よく考えてみますと、黒の絣??
という事は、絣の作り方が手括りでなく、刷り込みかも?
ということは、結城紬の重要無形文化財の条件である、
「絣は手括りであること」に当てはまらないので、
重要無形文化財ではないようです・・・・・・。
「それがどーした!!」
「重要無形文化財」には該当しないですが、糸作りを手で一糸一糸紡ぎ出し、
人機一体となって、織りだす究極の織物には違いありません。
私は結城紬の魅力は、
やはり手紡ぎ糸を地機で織った、このみごとな風合いにあると思っております。
この見事な結城紬をどうぞ見にお越しくださいませ。
この結城紬は、古い着物を丁寧に洗い張りし、
反物の状態に戻して、販売しております。
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2014/09/12
ちょっとモダンな黄八丈です。
半分が横段で半分が格子。
黄色の独特な色は黄八丈の大家、
山下さんによる物と思われます。
この黄八丈は古い着物を解き洗いし、手入れをし販売しております。
山下さんの黄八丈は現在100万~200万円ほどしております。
この黄八丈はそういう理由により、20~30万円程度で販売しております。
お好きな方は、どうぞ見に来て下さいませ。
私が染色した、紬の帯をコーディネイトしてみました。
真っ黒にみえますが、絶妙な墨の濃淡なんです。
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2014/01/31
ただいま染めている暖簾です。
麻生地を張り、染める前の下処理です。
大豆の絞り汁とふ糊を薄めた液を染めてます。
こげ茶の顔料を刷毛でシャーッと引きます。
ぶれぬように息を止めて染めます、ちょっと
ぶれてますが、御愛嬌・・・・・・・。
なかなか良い感じです。
和室にも洋室にも合う暖簾の予定なのですが、
なんか、アジアンテイストになってきました。
うーん、まぁリゾートっぽくてよいかも・・・・・!
できあがりOKのちょっとアバウトな創作です!!
これは、3連の暖簾になります。
このあと、乾燥したら、もう一色濃い色で刷毛引きします。
こっちは注文いただいた暖簾です。
ピンクっぽい紫系統の明るい色合いです。
ちょっと今まで作らなかった色目。
完成が楽しみです。
縫製ができたらまたUPします。
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2014/01/23
東京の神田にある、東京友禅を扱う老舗問屋の
「菱一」さんの振袖の御紹介
この振り袖は無線友禅といい、素描きで柄を描いていきます。
意匠のすばらしさ。
大胆で、且つ繊細な筆致!!
繊細で、優しい色合い。
素晴らしいきものです。
この振り袖は昭和50年~60年位に染められた物で、
仕立て上がって、未使用の状態で手に入れました。
丁寧に解き洗いをして、柄が解かりやすいように
仮縫いしてあります。
ちなみにお値段は、仕立て代込で18万円です。
当時で仕立て上がり価格で60万円以上していたと思います。
本物の染めの着物を格安でいかがでしょうか!!!
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2014/01/03
2014年!本年も宜しくお願い致します。
お正月らしく、お目出度い品物を御紹介!
江戸時代~明治時代に掛けての「祝い袱紗」
御進物や、祝儀の時に品物の上に掛けたりします。
紺色の繻子地に、金駒刺繍で立派な「鯛」が2匹。
目玉はガラスで出来ております。
珍品です!!
まあ、気が遠くなる贅を尽くした手刺繍………
繊細でいて、大胆。
こんな感じで、使われていたのでしょうね。
日本の古来よりの、素晴らしい美意識を見た気がいたします。
当店では、このような店主の目にかなった、珍しい物、
不思議な物も扱っております。
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2013/12/26
先日おやじの釣り仲間より、ハタハタのおすそ分け。
おやじは、ハタハタは釣るより、食べる方が好きなのです。
いつもは、麺つゆに漬けこんで、炙って食べるのですが、
今回は、天婦羅に挑戦!!!
ヌルヌルがすごいので、左手には軍手をして背開きします。
天ぷら粉を付けて、油にぶくぶく~・・・・・・・・・。
はい、できあがり~!!
ハタハタの天婦羅は白キスに似た味、
油が乗ってて最高に美味しいです!!
捌くのがちょっと面倒ですが、食べると超ウマっ!!!!
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2013/12/21
最上級の結城紬を御紹介します。
見た目は、あっさりした渋目の結城です。
淡いグレー地に、黒等の絣。
この結城紬は、絣が最高に細かいのです。亀甲に直すと160亀甲に相当します。
ちょっと専門的でわかりにくいと思いますが、
とにかく、絣が細かい。
細かいので、絣を着ける手間が、非常に大変です。
使用される糸も 非常に細い糸が使われます。
何といっても、柄うんぬんより重要視されるのが、この糸の細さ
なのではないかと思います。
この糸は、機械ではなく、蚕の真綿を丁寧に、一糸一糸 手で紡がれた物。
空気を含んだ真綿の糸は、ほっこりとし軽やか。
通常の重要無形文化財の結城紬の糸の約半分の細さになります。
反物を手にすると、その軽さに驚きます。
この結城は、その細い糸に撚りを掛けてある、「結城ちぢみ」といいます。
昭和50年~60年頃に織られたようです。
当時は、500万円~600万円の値段で売られておりました。
この値段は、手間を考えますと致し方ないでしょう。
タイトルの「最上級の結城紬 なのに・・・・・」というのは、
これだけの結城紬でも、重要無形文化財にはなっていないのです。
製作工程が原因のようです。
結城紬の重要無形文化財の指定条件は、
①手紡ぎ糸を使用する
②絣は手括りによる
③平織りで地機で織ること
の3つが条件ですが、この結城紬は
地色が薄い為、手で絣を括るのは無理なので、糸に染料を刷り込む 「摺り込み絣」
になるので、②の条件から外れ、
ちぢみ織りなので、③の条件にも外れており、
重要無形文化財に指定されておりません。
一般に「結城紬」というと、消費者も、小売店も問屋さんも「重要無形文化財」を
重要視してしまいますが、それを上回るこういう素晴らしい結城紬もございます。
現在は作られる事は殆どなく、今後は廃れていってしまう
技術なのかもしれません。
この結城紬は、古い着物を解き洗いしたものになります。
糊をおとされた柔らかな、本物のみが持つ味わいを触りにお越しくださいませ。
ちなみにこの結城のお値段は、仕立て上がって98万円になります。
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2013/12/15
本日の当店のウィンドウ。
クリスマス仕様。
中国の古い棚に、ガラスのツリー。
バックはクリスマスと無関係ですが、
絵絣が雪の結晶にも見えるので、
このタペストリーは、明治時代の木綿絣。
山陰地方で織られていた木綿の絣。
縦糸と横糸が重なる部分は真っ白になり、絣がずれた部分は
微妙なグラデーションになり、綺麗な絣足となります。
とっても味わい深い木綿です。
先日上山の「名月荘」さんに、小物の納品にうかがいました。
玄関にかけてあった、以前に納めた暖簾がたき火で燻され、いい感じの色合いになってました。
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